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アートはなぜ人間の心を打つのだろうか?と考えている。私は大学で美術を学び、その後、人に教えながら、自分も制作活動をしているが、人の欲しがるものを提供できれば、アート関係で生活することは難しいことではない。しかし、この世でそうではない人々がいるのを知った。アウトサイダーアート(障がい者と言われる人たちも含む)作品に出会ったことで、私の考え方は一変してしまった。彼らは、ゴールを目指す訳でもなく、呼吸をするようにアート作品を創るのである。それを止めたら死んでしまうかもしれない程、純粋である。私は彼らから多くを学んだので、恩返しをしたいと考え、このプロジェクトを立ち上げた。この運動が教え子たちらが引き継いでくれるので十年、二十年と永く続くようにと思い、またこれらを応援してくれる仲間たちともつながり、やさしく平和な世界になっていくことを願います。
「点と未来」デザイン・ラボ代表 師井榮治(moroi)
「調布美術研究所」を立ち上げて41年になります。その間いろんな人たちと接してきて、私自身も多くのことを学びました。その運営の中で調布市から「調布市パラアート展」のコーディネーターの依頼を受け、「障がい者アート」に接する機会を得ました。私も造形作家の末端にいる身として彼らのアートのすばらしさに出会うことが出来ました。私自身の作品もかなり影響を受けたのも事実です。残りの人生を賭けて何かやりたいと考え、若い人たちと「げんきアート」プロジェクトを2021年に立ち上げ、「社会福祉法人 調布を耕す会」と「NPO法人ファーストステップ」この2つの作業所との連携を持ちつつ、WEBで世の中の人たちに伝えていこう、応援してくださる人たちを集めようと考えています。何がどう出来るかは未知数ですが、後継者も含めて広げていきたいと思っています。
「しごと場大好き」は開所から30年が経ちました。これまで「地域の中で生き生きとゆたかにゆかいにゆうゆうと」をモットーに、メンバー個々にあった作業を模索しながら出来るだけ社会と繋がりがあって、少しでも工賃が上がる仕事の提供を意識していました。しかし、最近直接仕事とは結び付かない彼らのアートにとても魅力を感じています。それは、作品そのものに惹かれる自分の感性であり、作品を観た彼らを知らない地域の方々の反応があるからです。展示会を見て「元気をもらった」「とても感動した」「これを描かれた方はどんな方ですか」等とアンケートを頂く事があります。別の場所に飾らして欲しいという申し出もあります。喫茶店に飾ってあった値段もついていない絵を購入して、寝室や書斎に飾って楽しんでくださっている方もいます。それだけ彼らの絵は魅力的です。 彼らの作品が魅力的なのは、良い作品を描こう、評価を得ようという意識ではなく、制作が楽しくて、既成概念に捉われず、見えたまま、感じたままを描く事に長けているからではないかと密かに思っています。アクリルカラーやクレヨン、マジック、色鉛筆と様々な画材でキャンバスに思い切り描く姿もまた生き生きとして魅力的です。どんどん職員の想像を超える進化を見せてくれている彼らには脱帽です。 この冊子を通して、時に力強く自由で、時に鮮やかで清々しい、破天荒でもあり繊細でもあるそうした作品の魅力、彼らの感性が多くの人に届け!と念じています。
しごと場大好き 亀田
私が幼い時に絵を描くことが大好きで、「絵を描く仕事がしたい」と思っていました。「将来は美術の大学に入学し勉強する」そんな夢を描いていましたが、大人になり、その夢は儚く散り、全く違う福祉の道を選びましたが、自身の努力次第では自分の夢を叶える手段を選択できたかもしれません。 福祉の仕事につき、障がいのある人たちが、同じように「絵を描くことを仕事にしたい」と思ったとしても、自分の夢を叶える手段が選べるかと考えたときに、その環境は極端に少ない状況を知り、それならば、その環境づくりの一端をサポートできないものかと、ファーストステップを開設しました。 開設して感じることは、障がいのある方たちの才能が埋もれていて、才能や作品が世間に出ていない現実でした。それであるならば、できるだけ多くに方の目に触れる機会を増やそう、絵画という形に拘らず、作品を使ったアートを商品化しようとファーストステップでは、開設以来サポート続けています。 私たちは「好きなことを仕事にする」を目標にして、障がい者の方にとっての夢の実現のため、地域の方々と共に、障がい者アートの理解に取り組んでいければと考えています。
アーティストのみなさんが安定して創作に取り組めるようサポーター制度を導入しております。毎月のお便りや作品の画集やTシャツ(年1回)などさまざまな特典をご用意しております。ご興味のある方は下記のフォームからご連絡ください。折り返しこちらからご連絡させていただきます。
ペーパーフラワーを用いた装飾(店舗装飾 / ディスプレイ / CM背景など)で活躍するMagnolia Artとコラボレーションし、作家の作品を使用して装飾を行うことも可能です。お気軽にお問い合わせください。
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